Hdqrs’s Weblog

火, 11月. 6, 2007

Internet Explorer 7(IE7)とAdvanced Text Service(ctfmon.exe)およびMS-IME 2002の不具合

カテゴリー Computer, Windows — タグ:, , — hdqrs @ 10:05 pm

2006年10月6日でInternet Explorer 7(IE7)が正式にリリースされ、もう既に1年と1ヶ月が経過した。IE6から5年ぶりのメジャーバージョンアップではあるものの、かつての様なIEとNNのブラウザ戦争の時代はとうに過ぎ、比較的静かなリリースであったと思う。β版の頃から比較的評判も良かったのだが、ここ日本ではどうもそうではない。かなりの人々がIE7にしてから尋常で無いほどブラウザクラッシュに見舞われてる。そしてそれは私の環境でも同じだった。はじめはアドオンプログラムのせいかと思っていたのだが、XP SP2をクリーンインストールしたマシンでも同様にIE7は不安定だった。ちなみに私の使ってるXPは英語版である、日本語版だけの問題では無いはずだ。ここまで不安定なら世界中で騒がれる問題と思うのだが、そうでもない。かといって日本でも問題無く使えてる人もいる。手持ちの複数台のマシンで同じように不安定だったのでハードウェアの問題とも思えない。

海外での評判は良いIE7だが、私にとっては正式リリース版の標準設定でここまで不安定なブラウザは近年体験したことがない。IE3以前か、NN4(NNのエンジンはダイナミックにドキュメントの一部を再描画するには適しておらず、明らかに今後予想されていたWebの世界に対応しきれていなかった。その点IE4は一歩も二歩も先に行ってた。MozillaのGeckoになって修正されたが、Windowsプラットフォームでは既にIEに立場をとって代わられてしまっている。)の後期あたりだろうか、この不安定さは。Vistaの伸び悩みを考えれば、最初は圧倒的多数のXPユーザーがIE7を広める役割を担うはずだろうが、とてもじゃないがこんな状態では日本のXPユーザーには広まりそうもなさそうである。

このままIE7の存在を黙殺してIE6やFirefoxを使用するのもいいが、どうも嫌な気分だ。というか微妙に悔しい。クラッシュダイアログを見る限り、憶測だがどうも実際には使用していないメモリーアドレスを参照しクラッシュしている気がする。また、クラッシュダイアログが出現しても、そのまま無視してIEを使い続けることが出来る。が、おうおうにして日本語入力が出来ない。IEにフォーカスを当てた途端クラッシュダイアログが出現する時も多々あり、どうもIME関係、悪名高きテキストサービス(ctfmon.exe)のせいかと勘ぐる。”Extend support of advanced text Services to all programs”(日本語版では”詳細なテキスト サービスのサポートをすべてに拡張する”)というテキストサービスの互換設定にチェックを入れてみて再起動してみる。と、今までのが嘘の様に頻繁なクラッシュの嵐は消え去ってくれた。詳細なテキストサービス自体を無効にしても同様に安定した。
Text Services and Input Lnaguages Advanced Tab

思うに、MS-IME 2002をインストールしていない標準設定の英語版XPや、ATOKなど他のIMEをインストールしている環境ではIE7はテキストサービスとの不具合に見舞われず、XP標準のMS-IME 2002とテキストサービスの問題だと思われる。IE7がクラッシュしまくりでお困りの方は一度テキストサービスの互換性のチェックを入れてみてほしい。詳細なテキストサービス自体を止める場合は言語バーが消えてしまい、XP標準のMS-IME 2002ではツールバーを言語バーでラップしてタスクバーにドック、非表示させることがOSの設定では出来なくなるのでIME 2002ユーザーはその点を注意して欲しい。

また、最近になってMicrosoftがIE7とテキストサービスがらみのHotfixを2つリリースしている。試してみたが、このHotfixを当てれば詳細なテキストサービスを互換性にチェックを入れなくて稼動させてもIE7がクラッシュしまくるということはなさそうだ。ダウンロードの問題も解決したものと思える。ただ、クラッシュはしないものの日本語入力が突然出来なくなるという不具合は解決していない。しかしながら、どちらも非常に多くの人が体験している不具合なので、現在はまだWindows Update/Microsoft Updateにはリストアップされていないが導入してみては如何であろうか。

これらのHotfixがWindows Updateに流れれば、日本でもいっきにIE7が一般ユーザーに歓迎されてアップグレードされるていくことだろう。

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